ノスタルジックと熱湯

 釣り旅の途中で昭和の懐かしさを写しだす街に出会った。見上げると温泉の看板が見え釣りの疲れを癒そうとさっそく温泉銭湯「若松会館」へ、いざ。

着替えて浴槽へ向かうと地元の人なのか結構人がいた。準備よし!ウキウキで入ろうとするが「熱いじゃぁないか」間違いなく熱すぎる、何でこんなに熱いのか不思議なぐらい熱い。でかい水の蛇口があるのでガバガバ入れると「入れるな!」と年配の方の声。「これぐらい熱いことないだろう、もっと熱い日もあるんだぞ」と言いながら笑顔で湯舟から上がった年配の皮膚が変色?赤黒くなっていた。もしかして「やせ我慢かよ」と言いたかったが熱すぎて、もうどうでも良くなって足湯して身体だけ洗って銭湯を後にした「恐るべし若松会館」。