思い出の帰路


 釣りの帰り道、薄明りに蛍の明かりが見え「綺麗だなぁ」と眺めているといつの間にか蛍の群生の中を歩いていた。手を開くと蛍が舞い降り肩を見ると蛍が艶めかしく光っている。その群衆はまるで別世界の入り口の様にも思えた。いつか思い出の帰路にもう一度出会うことができればとおもう。